2020/03/03 22:50

「ぬいぐるみ」とひと口に言っても。

テディベア以外のシュタイフのぬいぐるみ、シュタイフアニマルのモチーフになっている動物の数の多さはびっくりするほど。

シュタイフ社のアイテムが全て網羅された分厚い百科事典のような「Steiff Sortiment」があるのですが、その分類を見ると、DogCatRabbitsのほか、野生動物、森の動物、鳥、海の生物、農場の動物など、さまざまに分類された動物がずらりと並んでいます。


犬と一言で言っても、ダックスフンドやブルドッグなどのメジャーな犬種からボブテイルやペキニーズなど、コアな愛好家が多い犬種まで、ありとあらゆる犬が揃っているのです。


とはいえ、1990年代以降つくられなくなった動物も多いので、プレミアになっていたり、手に入らなくなったりしているオールドシュタイフもたくさんいるのですが…。


「ペットが飼えない」悩みもおまかせ

そんなシュタイフのぬいぐるみ、写真でもわかるようにラブリーすぎないのも特徴。特にオールドシュタイフは、それぞれの動物の特徴や体型をあまりデフォルメしていないので、かなりリアル。またはコミカルに特徴を取り入れた子もいるので、子どもっぽくならず、インテリアにもなじみます。

うちの子にそっくり、という声が多いのは、ねこちゃんたち。ワンちゃんもそうですが、模様や色などがご自身の飼われている子に似た子を探される方も多いのです。



昨今、住宅事情や仕事の都合などで、どうしてもペットが飼えないという人も増えていますが、シュタイフなら問題なし。また、ハリネズミなどデリケートな生き物の場合、飼いたいけれど飼えない、と思ってしまうこともありますね。だから、この子たちを集めています、とシュタイフアニマルを少しずつ集めてくださる方、増えています。



ずっとペットと生活してきた方も「最期まで面倒を見られないかも」という思いや、「ペットが亡くなるのが辛い」ということから手にされることもあります。


「生きているペットとは違う」。最初はそう思うかもしれません。でも、丁寧な仕事を施されずっとずっと長く生きてきたこの子たちを見れば、きっと気持ちが変わるはず。大切にして声をかけてあげると本当にちゃんと応えてくれるのです。

オンラインで、もしくは街角で。ふとこちらを見ているような気になったり、何かに呼ばれたような気がしたりしたら、それが運命の子との出会いかもしれません。そんなふうに気になる子と出会ったときには、この記事を思い出して手にしてみてほしいと思います。