2020/02/16 22:08

ちっちゃいって、ネガティブワード?いいえ、超褒め言葉!

「ちっちゃ!」という言葉は、器が小さい、心が狭い、等の悪口として使われることもありますが。安心してください。シュタイフブログですから、人としてどうこうというような、「器が大きくなる素敵生活のススメ」とか「◯◯すれば、心は広くなる」とか、そんな話ではありません。

個人的には、器は無理に大きく見せるものでもなく心を無理して広げるくらいなら狭くていいと思っています。

そんなことより、聞いてほしいのがオールドシュタイフのこと。シュタイフアニマルと総称される動物シリーズの多くは数サイズ展開されています。大きいものは子どもが乗れるくらいだったりしますが、10㎝前後のものが最小サイズとしてつくられていることも多いんです。

「ミニマム」をつくることへの敬意

オンラインショップなので、実際に間近に見ていただくことや手にとっていただけないのが残念ですが、こんなにちいさいサイズなのに細部まで丁寧につくられているのは、さすが精密なものを手掛けるメーカーの多いドイツの商品。職人さんの手仕事でつくられるディティールを見ていると飽きることがありません。

そんなミニマムサイズなオールドシュタイフアニマルの中から、今回ピックアップしたのは、猫の「Tapsy」(タプシー)。最小で8cmのトラ猫ちゃんです。コレクターの方にお聞きすると、手仕事なのでもちろん表情などに個体差があるようなのですが、高い基準をクリアしないと市場に並ばないのがシュタイフ。こんな細かい部分までよく表現できているなあと思うこと請け合いです。


「ちっちゃいもの」好きは1000年前から

ドイツには鉄道ジオラマのテーマパーク・ミニチュアワンダーランドもあるなど、どうやら「ちっちゃいもの好き」の国民性と思われますが、日本人だって1000年前からちっちゃいもの好きの国民です。かの清少納言が「枕草子」の中で「なにもなにもちひさきものはみなうつくし(何であっても小さなものは可愛い)」と記しているのは、周知の事実。はい、ここテストにでまーす。

そんなわけで、ご多分にもれずCompositeのバイヤーも全員ちっちゃいもの好き。みんな大好きNHKの名作アニメ「おじゃる丸」の「ちっちゃいものクラブ」同様に、クラブがつくれそうなほど、ミニマムなオールドシュタイフが揃っています。ああ、至福。



なお、これは断言に近いですが、男性陣の一部が憧れを抱くという「おおきなイチモツ」よりも、この「ちっちゃいものクラブ」の面々をさらりとポケットから出してプレゼントするほうが、大好きなパートナーとの距離を縮められるはず。ぜひ、お試しくださいませ。