2020/01/06 00:00

「13日の金曜日」と聞くと、このホッケーマスクを思い浮かべる人も多いでしょう。
が、実はジェイソンがホッケーマスクを被りはじめるのは、パート3から。このころから、人気ホラー映画の主人公らしいスタイル確立、ジェイソンの大暴走がはじまりました(褒めています)。

1作目と2作目は、歪んではいるものの子を思う母、母を思う子という、「不幸にもそうなってしまった」と主人公側に共感のようなものを抱いてしまうので、怖さの中にも切なさがあったような気がしますが、3作目からは、スプラッター度がアップし、観客をきゃあああああああああ!!!!と絶叫させることに喜びを感じているだけ!というノリになっていきます。漫画でもそうですが、人気が出てしまったので、やめるにやめられなくなってからのシリーズものには、諸行無常を感じますね。

多少無茶苦茶な設定のほうが、変にシリアスにならずにいいじゃん!と無責任に観るのが、20世紀ホラーの楽しみ方だと思います(完全に主観です)。

そんなジェイソンのフィギュア、実はかなりの人気者。特に精巧さに定評のあるNECA社のフィギュアはレア度も高く、手に入れたいというコレクターの方も多いといいます。

ところで、この映画のタイトルでもある13日の金曜日。

不吉な日、縁起が悪い、ということで全世界(?)に浸透していますが、実は明確な由来はないのだとか。(なぜ不吉といわれるようになったのかも諸説あるらしいですが、気になった方はぜひご自身でググってみてください)。なのに、13日の金曜日、と聞くと、なぜか憂鬱、悪いことが起こるような気がする、とパブロフの犬状態になってしまう人が多いのですから、最初に言い始めた人はかなりのブランディングの達人かもしれないですよ、これ。

まあ、今日に限っては、13日の金曜日と聞くよりも、9連休明けの月曜日と聞くほうが、ゲンナリしちゃう人も多いと思いますが。。。

13日の金曜日のリアルなフィギュアでも見て、テンションあげて、今年も頑張りましょう!!!!(あがるの?)

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