2020/01/05 00:00
「見てくださいよ〜。このおさるさんたち、どっちが年上に見えます〜?」
「それは大きいほうに決まって!…いるとは限らないな。見ためや態度だけで判断するのは、やめよう。教えてくれ」
「ちいさいほうが上なんですよ、ほら仲良さそうでしょう〜」
「確かに、とても仲が良さそうだ。兄弟か?」
「違いますよ〜。つい最近結婚したばかりのカップルですよ〜!」
「オス同士!……の新婚カップルか、それもいいじゃないか。愛はせんべいだ。いろんな形がある。
…時を戻そう。」
と最近ハマっております「ぺこぱ」風にご紹介させていただきましたのは、シュタイフで古くからつくられている、さるのJocko(ジョコ)。(実際にはオスかメスかは不明です)
ちいさいサイズ、10cmのジョコは、1949年から64年までしかつくられていない子。くりくりっとして可愛く、コレクターの間ではかなりのプレ値がついているようです。
大きな子は、それよりちょっと若く1967年以降につくられた
ようです。もう1匹のジョコを見守るような優しい表情が魅力的です。
写真をパッと見たとき、きっと【親子】や【お母さんと子ども】だと思われた方も多いだろうなと思います。そう、ぺこぱの漫才でも気づかされましたが、我々はどうしても自分の主観だけで、他者の関係性まで決めてしまいがちです。
このジョコたちは2匹でやってきたので、2匹一緒に新しいおうちを見つけてもらおうと思っています。
ですが、だからこそ、多様な社会にさまざまな関係性があるように、このペアさんにもショップ側で勝手に役割は持たせたくないな…と思い、このような紹介になりました。
手にした方の感性次第で、どんな関係性にもなりうる2匹。この子たちはどんな関係なのか、この2匹にどんな物語があるのか、それは次のおうちで決めていただければと思います。
BASEオンラインショプ
http://composite.base.shop